【ショートの高橋幸嗣さんってどんな人?】センス抜群のデザインで予約殺到!京都『Tuna』のオーナースタイリストが初登場
高橋幸嗣(たかはしこうじ)さんは、京都の老舗デザイナーズサロンで15年間活躍して独立。昨年8月、有名観光地として文化遺産が数多く点在する東山区に『Tuna(トゥナ)』をオープンしました。一人ひとりの骨格に合わせて丁寧に作り込んだスタイルは、デザイン力はもちろん、再現性の高さにも定評があります。ショートで名を馳せる有名美容師さんたちがこぞって評価する高橋さんの技術は、いったいどのように生まれたのでしょうか。待望の初インタビューをお届けします!
入社2年目からコンテストに出場。カットに特化して技術を磨き上げた
僕は、生まれも育ちも京都です。小学生の頃から周りにおしゃれな子が多くて、中学に入ってからは、僕も普通に美容室に通っていました。美容師を目指して京都の美容専門学校に入り、就職先として選んだのが前職の『Befine』(ビファイン)でした。当時の彼女が「おしゃれなお店だよ」とすすめてくれたのがキッカケでしたが、35年以上続く人気のデザイナーズサロンで、コンテストの受賞歴や外部の撮影なども多くて。僕もそんな仕事がしたいなと憧れたので、「ここやな」と思って採用試験を受けました。
スタイリストデビューは、26歳のときです。遅いですよね(笑)。でも、僕らの世代はカリキュラムが長かったんですよ。ターゲット層が団塊ジュニア世代だったので、自分たちより目上の人に対応できる接客力だったり、技術だけではない部分のトレーニングもあり、厳しかったんですね。でも、同期が4人いて一人も10年間やめませんでした。仲が良かったこともあるんでしょうけど、みんな志が高かったんだと思います。
僕は基本的に手先は器用なので、カットもカラーも技術はそつなくこなすタイプでした。いろいろな技術をやってみて、カットに特化しようと決めたのは、入社2年目からです。その頃からモデルを使ってコンテストに出場していたので、かなり力を入れて練習を重ねました。コンテストは、10年目までずっと出場していましたね。意識の高いサロンだったので、今でもいい環境に恵まれたなと感謝しています。
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